ヨルダン -ラマダンとは?-
ヨルダンを旅をして好きな国の一つになりました。
とても良い国です。
今日はそんなヨルダンの良いところを紹介していきたいと思います。
ヨルダンの街並み。
ローマ劇場
なんか全体的に町の色が砂色な印象w
なんとなくこの統一感が居心地良いです。
恒例の街歩きをしていると、色んな人から
「Welcome to Jordan!」
と声をかけられました。
なんて温かい国なんでしょ。
日本では海外観光客にWelcome!なんて言っている人は見たこともない。。。
その一言を言ってもらうだけでかなり嬉しいのに。
この時、自分も帰国したら同じことを海外からの観光客に言ってあげようと思いましたね。
そして中でも印象的だったのがお土産屋さんに入ると…
店員「ようこそ。ヨルダンへ!」
店員「ヨルダンはどうだい?」
オレ「うん、まだ来たばかりでわからないけど良い国だね」
店員「うんうん、ありがとう」
店員「君はミサンガたくさんしてるね!」
オレ「今まで旅をしてきた国のミサンガをつけてるんだよ」
店員「なるほど!じゃあこれも付けてくれよ!」
とヨルダンのミサンガをくれました。
正直なところ、、、イタリアでミサンガ詐欺に遭っていたのでかなり警戒してました。
オレ「フリー?」
店員「もちろん」
オレ「なんでフリーなの?」
店員「君にヨルダンのミサンガをつけて欲しんだよ。ただそれだけ」
店員「Are you happy?」
オレ「いえーす、おふこーーーす。サンキュー――!!」
なんだかめちゃくちゃヨルダンの人たちの優しさを感じました。
そして夕方19時ごろになり、レストランが活気だし、路上にテーブルを並べお客さんが集まりだします。
ところが、、、、、、
料理をテーブルの上に並べるものの、だれも一切口をつけず、
会話を楽しんでいる人たちばかり・・・
えっえっ!!???
何で何で???
料理が目の前に出ているのに何で食べないの?????
オレは食べるよ??
まっ、まさか観光客向けのドッキリ!!!???
と言うわけでは全くなくw
僕がヨルダンに訪れた時期はちょうどラマダン真っ最中だったのです。
ラマダンとは
「ラマダーンの月こそは,人類の導きとして,また導きと(正邪の)識別の明証としてクルアーラが下された月である。それであなたがたの中,この月(家に)いる者は,この月中,斎戒しなければならない。」
(コーラン 雌牛章185節)
その月においておよそ1か月間、日の出前から日没まで一切の飲を口にしません。
水もです。
断食をすることにより、世俗的な欲を捨て、神への献身的な奉仕に没頭する。
そして空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人や平等への共感を育むことを重視するそうです。
イスラム教でも重要な行事の一つ。
ラマダンの時期はテロが多いので海外旅行する人が少なくなる半面、このような時期に中東に来れたことがすごく貴重な体験でした。
日暮れ間近になると、
高速道路を走っていても途中で水を配る人がいたり、車を止めてボンネットにピザを広げて食べだしたり、、、
一斉に日が暮れると店は閉まり路上や店内などでゴハンを食べだします。
警察官もしかり。
なので、ほとんど車は動かず、道では何人か集まってご飯を食べていたり、
僕が普通に道を歩いていると「一緒に食べるか?」と必ず誘ってくれたり笑
本当に日本では味わえない文化と宗教観を身をもって感じることが出来ました。
そしてヨルダンに住む人たちは優しくて温かい人たちがばかりの国でした。
とてもおススメの国です。
次回はインディージョーンズの舞台でも有名な「ペトラ遺跡」へ!
ではまた!
次の目標は世界一周カテゴリ10位以内だー!
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