イスラエル -ユダヤ教の聖地 嘆きの壁-
※ちなみに嘆きの壁のすぐ裏には、イスラム教の聖地「岩のドーム」があります
では、なぜ「嘆きの壁」と呼ばれているかと言うと・・・
ちなみにユダヤ人は「嘆きの壁」ではなく「西の壁」と呼んでいます。
遡ることB.C.1,000年
当時のイスラエル王国の王様ダビデ王がこの地に神殿を建設します。
(元々この地はユダヤ人の祖先でもあるアブラハムが神への忠誠心を証明した地とされています)
ユダヤ人はバビロニアに連行されますが、のちにこの地へ戻り、同じ場所に神殿を再建。
ところが、A.Ð.70年 ユダヤ人たちは新たな政権を握るローマ人に対して2度も反乱を企てたために、ローマ帝国に神殿を破壊され、しばらくの間、ユダヤ人たちはエルサレムに戻ることが許されませんでした。
そして3世紀になってようやくエルサレムに戻ってくることができたのですが、神殿の再建は許されず、残された神殿の西側の壁のみが残るままとなる。
その残された壁にユダヤ人たち額を押し当て祈りをささげ、聖なる都の滅亡と神殿の荒廃を嘆き、「嘆きの壁」として知られるようになりました。
ちなみに嘆きの壁はいつでも訪れることができます。(もちろん24時間OK)
あと、この特徴的な姿をした人たちが超正統派のユダヤ人
黒いスーツに帽子、そして長く伸びているもみあげ。
※ちなみに「もみ上げを伸ばしている理由は、ファッション的な意味ではなく、旧約聖書にもみあげの場所がとても大事なところと書かれているからだそうな。
しかも生まれてから一生もみあげを切らないらしい
また、超正統派というくらいだからユダヤ人の中にも色んな派閥があります。
超正統派の他に正統派、宗教派、伝統派、世俗派。
超正統派のユダヤ人たちは、働きません。笑
彼らは信仰を極めることが仕事なので、労働などは一切せず、常に勉強や祈りに時間を費やしています。
生活は政府から援助金が出るので問題はないそうな。
本当に不思議な文化ですよね。
信仰が自分の人生や生活の大半を占めることに。
いったいどんな生活をしているのか・・・
そういったドキュメンタリー番組があればぜひ見てみたいものです。
あと、壁の隙間に白いものが挟まっているが見えますか?
これはこの嘆きの壁の隙間に願い事を紙に書いて入れておくと願いが届くとされているから。
もちろん僕も入れておきましたよ♡
黒スーツではない人たちは正統派か宗教派の方たちかな。
この場所は必ず帽子を被らなくてはならず、ユダヤ人は一様にキッパと呼ばれる帽子を頭に乗せます。
そんな感じで。
次回はキリスト教の聖地へ!
ではまた!
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≪番外編≫
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そして死ぬまでに一度は見てみたかったモアイ。
また行きたいなーーーー!